
日本で今一番人気なマットレスと言っても過言ではない、高反発マットレスの特徴や種類についてまとめました。
高反発マットレスは反発力が高く、睡眠時にとても重要な寝返りをスムーズに行うことができ、理想的な睡眠姿勢を保てながら、価格が比較的安く長く使えることから高コスパのマットレスとしても有名です。
この記事では高反発マットレスの失敗しない選び方や高反発マットレスを複数利用した経験のある私が厳選した高反発マットレスおすすめランキングをご紹介していきます。
高反発マットレスの種類を知ろう
まずは高反発マットレスの素材には大きく分けると4種類あります。
特徴 | 価格目安 | |
---|---|---|
ウレタン |
|
7,000円~150,000円 (4万前後がコスパ良い) |
ファイバー |
|
10,000円~180,000円 (6万前後がコスパ良い) |
ラテックス |
|
20,000円~180,000円 (10万程の天然100%がおすすめ) |
コイルスプリング |
|
40,000円~300,000円 (7万前後がコスパ良い) |
※価格目安はシングルサイズの目安です。どの種類もピンからキリで同じ素材でも品質が大きく異なる場合があります。
どれも反発力の高いマットレスですが、上記のように特徴は大きく異なり、価格も違います。
どれを選ぶべきか?については、一概にこれがおすすめと言うことが難しいため、あなたの目的に合ったマットレスを選ぶことが重要になります。
- 安くコスパが良いものが欲しい人
・ウレタン素材のマットレス - ダニやホコリに強いマットレス
・ファイバー素材のマットレス
・天然100%ラテックス素材のマットレス
・ウレタン素材のマットレス - 本格的なマットレスが欲しい人
・コイルスプリングマットレス - 腰痛や肩こり対策したい人
・ウレタン素材のマットレス
・コイルスプリングマットレス
このページでは主にウレタン素材だけで作られたコスパの良い高反発マットレスの選び方をご紹介していきますので、それ以外のものが欲しい場合には下記ページを参考にしてください。
>>ファイバーマットレスの選び方とおすすめ
>>コイルスプリングマットレスの選び方
>>ラテックスマットレスの選び方
高反発マットレスの失敗しない選び方
高反発マットレスは選び方が一番重要で、低品質なものと高品質なものをしっかり見極めることでその後の耐久性や寝心地が決まります。
重要なポイントは、
- 厚み
- 硬さ
- 耐久性(密度)
- 復元率
- サイズ
この5つをしっかりと見極めることで、寝心地が快適でなおかつ耐久性が高く長く愛用できるコスパの良い高反発マットレスを手に入れることが可能です。
特に重要なのは、厚み・硬さ・耐久性(密度)・復元率、この4つはマットレスの寿命に大きく関わってくる部分であり、ここを知らずにマットレスを購入すると購入して1年でヘタって使えなくなってしまう場合もあります。
これから高品質なマットレスを選ぶためのポイントを詳しく解説していくので、店舗に足を運んで購入する前にメモ帳に書いてチェックしながらマットレス選びをしてみてください。
厚みは10cm以上を選ぶ
厚みは寝心地に大きく関係してきます。
仰向け、横向きで寝るときに3cmや5cm程度の厚みが薄いマットレスを使うと底付き感がしてしまい体を支えることが難しくなってしまいます。※底付き感とは体が床やベッドフレームにあたっている感じのことです。
体重をしっかりと支え、体の凹凸をしっかりと支えるためには10cm以上の高反発マットレスを選ぶことで理想的な睡眠姿勢を実現することが可能です。
また、厚みが3~5cm程度のマットレスは厚みが10cmのものと比較すると耐久性も劣るため、高反発マットレスは10cm以上の物を選びましょう。
硬さ(ニュートン)の選び方
区分 | 用語(表示名) |
---|---|
<110ニュートン(11重量kg)以上/td> | かため |
75ニュートン(7.5重量kg)以上110ニュートン(11重量kg)未満 | ふつう |
75ニュートン(7.5重量kg)未満 | やわらかめ |
高反発マットレスの硬さはニュートン(N)という数値で表示されます。数値が大きくなるほど硬い寝心地で、数値が小さいほど柔らかい寝心地となります。
また、硬さの目安は消費者庁にて公開されています。
高反発マットレスは140N~220N程度の硬さのものが人気となっていますが、硬さの選び方は自分の体重を目安に選ぶことをおすすめします。
100N | 〜40kg前後の人 |
---|---|
〜140N | 〜70kg前後の人 |
〜170N | 〜90kg前後の人 |
200N以上 | 〜100kg以上の人 (もしくは硬い寝心地が好きな方) |
※マットレスの表面が平形(平らなもの)場合の選び方目安です。表面が波型や凹凸加工のされている高反発マットレスの場合にはニュートン数値よりも柔らかく感じる可能性が高いです。
耐久性(密度)の選び方
高反発マットレスの耐久性は密度と大きく関係しています。
マットレスに付いている品質表示ラベルに「〇〇D」と表記されている部分があり、それが密度となります。
密度を見ればある程度そのマットレスの耐久性(寿命)知ることが可能ですが、必ず表記されている数値ではないため、できれば表記されている物を購入した方が失敗する可能性が少ないです。
ネット通販限定で販売されている人気マットレスの場合には表記されていることが多いのですが、一般店舗で販売されているマットレスはあまり公開してない印象があります。
高級マットレスなどの場合には表記されていなくても販売員さんに聞けば教えてくれるので、気に入った高反発マットレスを見つけた場合には「密度はどのくらいか?」を調べるか店員さんに聞いてみましょう。
密度と耐久性、価格の目安を書いておくので参考にしてください。
密度 | 耐久性(寿命) | 価格帯 |
---|---|---|
15D | 1年前後 | 数千円~1万円 |
25D | 2~4年前後 | 1万円~3万円 |
30D | 5~8年前後 | 3万円~15万円 |
40D | 13年前後 | 高級マットレスの部類 |
50D |
※厚み10cm、表面平形(平らな)ウレタンマットレスの耐久性目安
復元率はヘタリに関係する
品質表示ラベルには復元率という数値も「〇〇%」という形で書いてありますが、この数値はマットレスのヘタリに対する品質数値です。
高反発マットレスを選ぶときには復元率が100%に近いものを選ぶことでヘタリにくいものを手に入れることができます。
ただし、マットレスは消耗品なので復元率100%というのはありえません。目安としては復元率は95%以上であれば高品質の高反発マットレスと判断してOKです。
耐久性に関しておさらいすると、
- 厚みが10cm以上
- 密度が30D以上
- 復元率95%以上
この3つの基準をクリアしていれば、5~6年前後は安心して使える耐久性の高い高反発マットレスを購入することができるというわけです。
ちなみにこの3つの基準をクリアしているマットレスは、2万円~10万円程度で販売されていることが多く、品質が同等でも人気メーカーのものは価格が高く、無名のものは安い傾向にあります。
サイズ
サイズ選びで悩む人も多いと思いますので、それぞれのサイズ目安とサイズ感を一覧表でまとめておいたのでご参考に。
(表記) 呼称 |
サイズ | 人数 | 広さ |
---|---|---|---|
(SS) セミシングル |
横 80cm 縦 195cm |
1人 (少し狭い) |
4畳~ |
(S) シングル |
横 97cm 縦 195cm |
1人 (最適) |
4畳~ |
(SD) セミダブル |
横 120cm 縦 195cm |
1人 (ゆったり) |
6畳~ |
(D) ダブル |
横 140cm 縦 195cm |
2人 (少し狭い) |
6畳~ |
(Q) クイーン |
横 160cm 縦 195cm |
2人 (ゆったり) |
8畳~ |
(K) キング |
横 180cm 縦 195cm |
大人2人 (広々ゆったり) 2人+子供1人 (最適) |
8畳~ |
メーカーによってはキングサイズ・クイーンサイズの取り扱いがない場合もあるため、その場合にはシングルサイズを2枚購入して横並びにしたり、シングルサイズ1枚とセミダブルサイズ1枚を購入して横並びにして使うなど、組み合わせて使うことで広さを調整できます。
高反発マットレスおすすめランキング
[1位]モットン
モットンマットレスは腰痛対策専門に開発されたマットレスで元プロ野球選手の山本昌さんも愛用しているマットレスです。
私も今現在このマットレスを愛用していますが、寝心地は少し硬めで反発力が高く寝返りがとてもスムーズにできるマットレスなので寝起きに腰がスッキリとし快眠することが可能です。
硬さを「140N/170N/280N」の3種類から選ぶことができるため自分の体重に適した硬さのマットレスを購入できます。
また、90日間使ってみて自分には合わないと感じた場合には返品して購入代金を全額返金してもらうことも可能なマットレスなので失敗する可能性が少ないです。※返品の際の送料は自己負担です。
耐久性も高く5年前後は安心して使うことができるのでコスパがよくおすすめできるマットレスです。
[2位]エムリリー優反発11cm
エムリリー優反発11cmマットレスタイプは上部と下部で違う素材を使っている2層構造のマットレスです。
上部は70Nと柔らかい寝心地で下部に140Nの硬い素材を使っているため、寝心地は柔らかいのに反発力が高く寝返りがしやすいマットレスです。
寝心地だけで判断すると少し柔らかめなので高反発マットレスっぽい雰囲気はないのですが、反発力がとても高くどの姿勢で寝ても寝やすいマットレスです。
硬めの寝心地が苦手な方で腰痛に悩んでいる方や女性の方に強くおすすめしたいマットレスです。
品質もとても高く、世界的有名サッカーチーム「マンチェスターユナイテッド」の公式寝具パートナーとなっている有名マットレスです。
[3位]マニフレックス オクラホマ
画像出典:マニフレックス公式サイト
マニフレックス オクラホマは少し硬めの寝心地でありながら体にフィットする弾力性もあるので初めて高反発マットレスを購入する方でも寝やすいマットレスです。
23cmという厚みがあり、高品質な素材を使って作られているため中材のヘタリに対して12年という長期保証が付いているマットレスです。
おもて面と裏面で寝心地を少しだけ変えることができ、柔らかめと硬めの寝心地になっています。
価格は安いとは言えませんが、マットレスの品質や耐久性から考慮すれば安いと判断できるほど仕上がりの良いマットレスです。一度購入して8~10年前後は愛用できるマットレスですよ。
もう少し購入しやすい価格帯であれば間違いなくランキング1位にしたいマットレスです。
[4位]エアウィーヴ ベッドマットレスS01
画像出典:エアウィーヴ オンラインショップ
エアウィーヴはフィギュアスケーターの浅田真央さんやプロテニス選手の錦織圭さんが愛用しているマットレスメーカーとして有名で、JAL国際線ファーストクラスにも採用されているエアウィーヴもとてもおすすめできるマットレスです。
20万円近い価格なので手が出しにくいマットレスでしたが、新作の「エアウィーヴ ベッドマットレスS01」は基本性能をキープしたまま価格が安くなり、10万円以下で購入できるようになりました。
寝心地は硬めで体が沈み込まないマットレスなので、腰痛対策マットレスとしても人気のあるマットレスです。
ただ体があまり沈まないので、個人的に横向きで寝る癖のある方にはあまりおすすめではないかなと思いました。別売りのパッドを購入すれば少し柔らかい寝心地にすることも可能なので、横向きで寝る方は別売りパッドも購入することをおすすめします。
エアファイバーという非常に通気性の高い素材を使っていて自宅のシャワーで洗うこともできるためとても衛生的なマットレスです。
[5位]西川の[エアー] AiR SX
画像出典:マットレスは西川の[エアー]|AiR®
西川の[エアー]はメジャーリーガーの大谷翔平選手や田中将大選手、プロゴルファーの松山英樹さんや有村智恵さん、プロサッカーの三浦知良選手など、アスリート業界で功績を残す選手からも愛用されているマットレスメーカーです。
表面に凹凸加工がされており、点で体を支えるのが最大の特徴で体の凹凸に合わせてマットレスが程よく沈むためどの姿勢で寝てもフィット感が高く寝返りもしやすいマットレスです。
また、点で体を支えるので血行を妨げにくく圧迫感も緩和されるため腰痛対策としても人気です。
厚みはマットレスタイプ9cmかベッドマットレスタイプ14cmから選ぶことができ、硬さも140N/170N/200N/220Nの4種類から選択可能です。
私も店舗で体験してみたことがありますが、初めて表面が凹凸加工されているもので寝たので最初はボコボコが気になってしまい「これ寝つき悪くなるかも」と感じましたが、20分ほど寝転がっていると体に馴染んで気にならなくなりました。
口コミで凹凸が気になってしまうという意見もあったので、購入前に一度取り扱い店舗で体験してみることをおすすめします。
[6位]エコラテエリート
画像出典:エコラテエリート
エコラテエリートは株式会社篠原化学から販売されているマットレスで睡眠と寝具を知り尽くしたプロが開発したマットレスです。
表面に凹凸プロファイルカットを採用しているため、体へのフィット感が高く体の凹凸に合わせてマットレスが形を変えるためどんな体型の人でも快適に睡眠できるマットレスです。
また、耐久性や品質が高いマットレスですが低価格で購入しやすいため、まさに「コスパ最強」の高反発マットレスです。
表面が凹凸加工してあるマットレスは人によっては寝心地が合わない場合もあり、ネットから購入するのが少し不安ですが、エコラテエリートの場合には3週間トライアルプログラム(返金保証)が付いているため安心です。
まずは3週間、自宅でお試しできるという点も含めて購入者のことを考えた質の高いサービスとマットレスを提供しています。
[7位]ニトリ Nスリープ ハード H2-CR
画像出典:ニトリ公式通販
コスパの良い家具と言ったらニトリですが、ニトリのNスリープハードH2-CRもおすすめです。
ウレタン素材だけではなく本格的なポケットコイルマットレスですが、構造や素材にこだわって作られているマットレスで寝心地も反発力がありながら硬すぎない寝心地なので多くの方が満足できる寝心地に仕上がっています。
ポケットコイルマットレスで5万円前後で購入できるマットレスは詰め物の量が少なく、寝ると背中にコイルがあったってしまい寝心地が悪いマットレスも多いのですが、ニトリNスリープシリーズは表面の詰め物がしっかりと入っているので心配ありません。
近隣のニトリで気軽に寝心地を体験できるので、ニトリでマットレスを探している方はNスリープ ハード H2-CRを是非体験してみてください。
私はニトリで売られているマットレスでNスリープ ハード H2-CRが一番良いと感じました。
人気の高反発マットレスを比較
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商品名 | モットン | エムリリー 優反発11cm |
マニフレックス オクラホマ |
エアウィーヴ ベッドマットレスS01 |
西川のエアー AiR SX |
エコラテエリート | ニトリNスリープ ハードH2-CR |
特徴 | ・寝返りスムーズ ・硬さが選べる ・返金保証あり |
・程よく柔らかい ・2層構造 ・反発力高い |
・厚みがあり安定 ・フィット感あり ・耐久性が高い |
・通気性抜群 ・洗える ・有名メーカー |
・点で支える構造 ・4層構造 ・厚み・硬さ選択可 |
・表面凹凸加工 ・低価格コスパ最強 ・返金保証あり |
・ポケットコイル ・防臭・防ダニ加工 ・安定性が高い |
体圧分散性 (腰痛) |
どれを購入しても体圧分散性がよく 寝返りもスムーズに可能です。 |
||||||
厚み | 10cm | 11cm | 23cm | 18cm | 9cm/14cm | 14cm | 30cm |
硬さ | やや硬め | やや柔らか目 | やや柔らか目 | やや硬め | やや硬め | やや硬め | やや硬め |
サイズ | S,SD,D | SS,S,SD,D | S,SD,D,Q | S,SD,D | S,SD,D+3種類 | S,SD,D,Q | S,SD,D,Q |
価格 (税抜) |
36,851~46,111円 | 27,980~43,980円 | 58,000~92,800円 | 90,000~114,000円 | 130,000~310,000円 | 18,333~21,111円 | 46,204~83,241円 |
耐久性 | 約5年前後 | 約7年前後 | 約8年前後 | 約7年前後 | 約8年前後 | 約7年前後 | 約8年前後 |
購入 |
※耐久性(寿命)は参考目安です。使用環境により前後します。
高反発マットレスが腰痛に人気な理由
高反発マットレスは寝起きの腰痛が気になっている人からも人気がありますが、その理由は整体院や整骨院などに通っていると「高反発マットレス」を勧められることが多いからです。
なぜ高反発マットレスがおすすめされるのか、その理由をわかりやすくご紹介していきます。
寝返りがスムーズ
高反発マットレスは名前の通り、反発力の高いマットレスです。
寝返りたい方向に少し向くだけでコロッと寝返りをすることができ、睡眠中でも無駄な力を使う必要がなく自然に寝返りをすることが可能です。
睡眠中の寝返りはとても重要で、寝返りをすることで骨盤の歪みやズレを整える働きがあるため自然に寝返りできるマットレスを選ぶことは腰痛に悩んでいる人にはとても重要なポイントとなります。
それとは逆に、体が沈みすぎてしまい、寝返りがしづらいマットレスで寝てしまうと睡眠中に寝返りをスムーズに行うことができず、体を捻ってしまう可能性や、同じ姿勢で長時間寝ることにより特定部分が圧迫されたり血流が悪くなることで寝起きに体が痛いと行ったトラブルになってしまうこともあります。
また、掛け布団もできるだけ軽いものを使い寝返りのしやすい睡眠環境を整えることが大切です。
理想的な睡眠姿勢が実現可能
理想的な睡眠姿勢を実現するためには、適度な硬さのあるマットレスを選ぶことが重要であり、その適度な硬さを実現しているのが高反発マットレスというわけです。
硬すぎるマットレスでは腰が反ってしまい理想的な睡眠姿勢は実現できませんし、柔らかすぎるマットレスでは体が沈みすぎてしまい猫背のような姿勢になってしまいます。
程よい硬さで体の凹凸に合わせてマットレスが沈み、立っている状態と同じ姿勢で寝ることができる高反発マットレスは理想的な睡眠姿勢を簡単に実現することができるマットレスです。
体圧分散力に優れている
高反発マットレスは体圧分散性にも優れています。
体圧分散性とはマットレスの上に寝たときに体重を体全体でバランスよく分散することです。
体圧分散性の悪いマットレスですと、お尻周りや腰、肩や首だけに集中して負荷がかかってしまうため寝起きに腰痛や肩こりなど気になってしまうことが多くなりますが、体圧分散性の高い高反発マットレスであれば特定部分だけに負荷がかかるのを防いでくれるため快適な寝起きを迎えることができます。
高反発マットレスQ&A
高反発マットレスを購入する前に気になる悩みを「質問→回答」形式でまとめてみたのでご参考にしてください。
高反発マットレスの使い方は?
厚みが10cm以上の高反発マットレスの場合には、ベッドフレームやすのこベッドの上に敷いて使えば問題ありません。
今使っている敷布団やマットレスの上に重ねて使うことはあまりおすすめできません。重ねている部分にカビが生えてしまったり湿気がたまり衛生的ではなくなってしまうからです。
また、畳や床に直接敷いて使うことも可能ですが、カビが生えやすく湿気もこもりやすいので、どうしてもベッドを使わず床や畳に直接敷きたい場合には除湿シートを敷いてからマットレスを敷くようにしましょう。
4日~1週間に一度、マットレスを通気性の良い部屋の壁に立てかけて陰干しで乾燥させてあげるお手入れをすることで長く清潔に使うことができます。
凹凸プロファイル加工と平面の一枚ものどっちがいい?
高反発マットレスは、表面が平らな平面マットレスと表面に凸凹の加工がしてあるプロファイル可能のものがあります。
どちらを購入しても問題ありませんが、凸凹加工してある高反発マットレスは寝心地が独特で慣れるまでに1週間くらいかかる場合があります。
人によっては凸凹が気になって寝られない人もいるようなので、表面に凸凹のプロファイル加工がされているものを購入する場合には一度店舗などで体験してから購入することをおすすめします。
日本製と中国製どっちがいい?
ウレタン素材の高反発マットレスは日本製品と中国製品のものが非常に多く、購入するときに気になってしまう人も多いのですが、製造国はあまり気にする必要はないと思います。
それでも気になる場合には、有名メーカーであれば中国製品でも気にせず購入する、無名メーカーであまりにも安い中国製品は避けることをおすすめします。
有名メーカーであれば中国製品であっても厳しく管理された工場で生産されているため高品質に仕上げてあります。
安さだけを追求したような激安マットレスは耐久性も品質も不安が残るので避けたほうが無難だと思います。
高反発で寝ると背中が痛くなる?
今まで柔らかい寝心地のマットレスで寝ていた人が高反発マットレスを使うと最初の1ヶ月程度は体に馴染まず、寝起きに背中や腰が痛いと感じる人が一定数います。
私も敷布団から高反発マットレスに変えたときに2週間ほど寝起きに背中あたりが苦しい感じがして「失敗したかも・・・」と焦った経験がありますが、その後使い続けていると体に馴染んだのか、今では寝起きがスッキリしていて快眠することができています。
1ヶ月使ってみてそれでも背中や腰に違和感を感じるようであれば、そのマットレスは硬すぎる可能性があるため、もう少し柔らかいものに変えた方が快適に睡眠できると思います。
最近では1ヶ月お試しして合わない場合には交換や返品できるマットレスも増えているので不安な方はそういった会社のマットレスを購入すると失敗しません。