折りたたみマットレスおすすめ

折りたためて収納性がよいことから三つ折りマットレスの人気が急上昇しています。

部屋が狭い人、マットレスを敷いたままにしておくのが嫌な人、来客用に常備しておきたい人から特に人気があり、最近ではキャンプや車中泊用として三つ折りの折りたたみマットレスを購入する人も多くいます。

この記事では折りたたみマットレスの失敗しない選び方や、使ってみて感じたメリット・デメリット、おすすめの折りたたみマットレスランキングをご紹介していきます。

折りたたみ(三つ折り)マットレスの種類

まずは折りたたみマットレスの種類について簡単に要点だけをまとめてご紹介します。

ウレタン
(高反発・低反発)
ファイバー ラテックス コイルスプリング
特徴 ・コスパが良い
・寝返りスムーズ
・硬さを選べる
・洗える
・硬い寝心地
・品質にムラがある
・弾力性がある
・質の良いものは価格が高い
・重く持ち運びに向かない
・安定性が高い
・重く持ち運びに向かいない
・折りたたみには向いていない
重さ 10kg以下 10kg以下 10kg前後 20kg前後
お手入れ 陰干しで湿気を
乾燥させる
水で洗える 壁に立てかけて
湿気を乾燥させる
壁に立てかけて
湿気を乾燥させる
耐久性 5年前後 3年前後 5年前後 8年前後
価格 2万前後 2万前後 5万前後 4万前後

※表はあくまでも目安です。それぞれ商品によって異なります。

それぞれ一長一短ありますが、この中でも耐久性・価格・使いやすさを考慮するとウレタン素材の高反発マットレスがおすすめです。

ウレタン素材の三つ折り高反発マットレスをおすすめする理由は、耐久性が5年前後あり価格は3万円前後、理想的な睡眠姿勢を実現できる反発力と程よい硬さがありコスパがどの種類よりも明らか優れているからです。

以下、ウレタンの三つ折り高反発マットレスを選ぶ時に気をつけたい選び方についてご紹介していきます。

折りたたみ(三つ折り)マットレスの選び方

買って後悔しない折りたたみマットレスを選ぶポイントは5つあります。

  • 厚み
  • 耐久性
  • シーツカバーの素材

この5つのポイントをしっかりと見極めることができれば、長く愛用できる品質の高い折りたたみマットレスを手に入れることができます。

逆に何も考えずに購入してしまうと購入してすぐにヘタってしまったり折りたたみマットレスの役割を果たしてくれなかったりと後悔の連続になってしまいます。

重要ポイント5つをそれぞれ詳しくご紹介するので目を通してみてください。

適度な厚み(8cm~10cm)

折りたたみ(三つ折り)マットレスを選ぶ時の「厚み選び」は重要です。

厚みが3cmや5cm程度の薄い折りたたみマットレスでは体の体重を支えることが難しく、マットレスとしての役割をあまり果たしません。

逆に厚みが10cm以上ある折りたたみマットレスを購入してしまうと折りたたみマットレス最大の特徴である収納性の良さが損なわれてしまいます。※10cmのマットレスを三つ折りにすると厚みが30cmになります。これ以上厚みがあると収納性があまりよくありません。

耐久性(寿命)を考慮してもある程度厚みがあるものが好ましいため、三つ折りマットレスの特徴を最大限引き出しつつ、耐久性も安心できる8cm~10cmの三つ折りマットレスがおすすめです。

耐久性を見極める

ウレタンマットレスには密度という、ウレタンがどのくらい凝縮されているのかを表す数値があります。

「〇〇D」と表記されますが、この数値が大きいほど耐久性が高く品質の高いマットレスとなります。一般的な1万円前後で売られている三つ折りマットレスの場合には20Dほどのことが多く2年前後使うとヘタってしまうことが多くなっています。

一つの目安としては30D以上のウレタンマットレスを選ぶようにすると価格を抑えつつ5年前後使えるマットレスを手に入れられます。

また、復元率という「〇〇%」と表記されている数値もありますが、これは簡単に言うとヘタリやすさを数値化したものです。復元率が100%に近いものであればヘタリにくいマットレスと言う照明になります。

復元率を選ぶ目安としては95%以上の復元率のマットレスがヘタリに強くおすすめです。

耐久性に関しては密度30Dで復元率95%以上のものを選ぶことで5年前後は安心して使える三つ折りマットレスを手に入れることが可能です。

マットレスカバーの素材

折りたたみマットレスを選ぶ上で意外と盲点になりがちなのがマットレスを覆っているマットレスカバーです。

マットレスカバーに力を入れているメーカーとマットレスカバーには力を入れていないメーカーの差は大きく、寝る時に直接肌に触れる部分ということもあり寝心地に大きく関わってきます。

肌触りの良いテンセル™素材を使っているマットレスカバーや綿やコットンなどを使っているものを選ぶことで肌触り良く快適に睡眠することが可能です。

ただし、基本的にシーツを使う場合が多いので、マットレスカバーの素材についてはおまけ程度に考えても問題ありません。

【注意】コイルスプリングの折りたたみマットレスはNG

コイルスプリングタイプのマットレスは土台が鋼材のコイルで作られているため安定性が高いマットレスですが、折りたたみマットレスとしてはあまりおすすめできません。

折りたためても厚みがあるためコンパクトに収納することが難しいですし、重量がかなり重いので女性一人で簡単に持ち運べるものでもありません。

三つ折りマットレスの最大の特徴は軽くてコンパクトに収納できることですが、コイルスプリングマットレスではその特徴を全く活かすことができなくなってしまいます。

折りたたみマットレスを購入する場合には、軽く耐久性もそこそこあるウレタン素材のマットレスがおすすめです。

折りたたみ(三つ折り)マットレスおすすめランキング

厚みや耐久性、収納性、利便性を考慮した上で私がおすすめできる折りたたみマットレスランキングをご紹介します。

【第1位】エムリリー優反発三つ折りマットレス8cm

エムリリー優反発三つ折りマットレス
エムリリー優反発三つ折りマットレス8cmは、優反発フォームと高反発ウレタンの2層構造になっている折りたたみマットレスなので寝心地は程よく柔らかいのですが反発力が高く寝返りもスムーズにできるマットレスです。

柔らかめの寝心地なのに反発力があるマットレスはあまり見かけないので私が初めて使った時は少し衝撃的だったのを覚えています。

寝心地がとてもよく、どんな体型の方でもどんな姿勢で寝ても体をバランスよく支えてくれるので三つ折りマットレスが欲しい人にはイチオシできるマットレスです。

耐久性に関しても上部のウレタン密度50D、下部のウレタン密度25Dと高密度なので約6~7年前後は安心して使うことができます。※耐久性(寿命)に関しては使用環境で多少前後します。

【第2位】マニフレックス メッシュウィング

マニフレックスメッシュウィング画像出典:マニフレックス公式サイト

マニフレックスメッシュウィングは硬めの寝心地で反発力が高いので寝返りもスムーズにでき理想的な睡眠姿勢を保てる折りたたみマットレスです。厚みも11cmあるので底付き感なく本格的なマットレスに引けを取りません。

三つ折りに折りたたんだ時に持ち運びやすいように持ち手もついているため持ち運びがしやすい仕様になっています。

シーツはメッシュタイプなので吸汗放湿性が高く通気性にも考慮されています。

170Nなので寝心地がしっかり硬く、女性には少し硬すぎると感じる可能性があるため、男性で体重が70kg前後〜の人におすすめしたい三つ折りマットレスです。

耐久性に関してはウレタン密度31Dですので、約6年前後は安心して使える耐久性があります。

【第3位】エコラテエリート

エコラテエリート画像出典:エコラテエリート

エコラテエリートは表面が凹凸プロファイルカットされているため体の凹凸に合わせてマットレスがフィットしてくれるつくりになっています。

少し硬めの作りですが、表面に凹凸プロファイルカットがされているので寝心地が硬すぎるといったこともなく、程よい硬さで体をしっかりとバランスよく支えてくれます。

厚みが10cmなので折りたたみマットレスとしての収納性も高く、耐久性もウレタン密度32Dで約7年前後は安心して使えます。

何と言ってもエコラテエリートは価格が安く品質の素材や作りにもこだわっているマットレスなのでコスパ最強の三つ折りマットレスです。3週間返品無料トライアルも実施しており、商品に満足できない場合には返品も可能なため安心して購入することができます。

【第4位】ニトリ ソファになるマットレス

ニトリソファになるマットレス画像出典:ニトリ公式通販

一人暮らしの方や、部屋が狭い方におすすめできるのがニトリのソファになるマットレスです。

この折りたたみマットレスは折り方を変えるだけで、ソファにもカウチにもすることができるため狭い部屋を有効活用することが可能です。寝る時はマットレスとして使い、友達が遊びに来るとなったらソファにして座ったりもできるのでとにかく便利です。

寝心地は硬すぎず、柔らかすぎないちょうど中間といったところで、体が沈みすぎることもないので比較的バランス良い姿勢で寝ることが可能です。

厚みは11cmあり底付き感を感じることもありませんし、収納性も良いのでかなり便利に使うことができるマットレスです。

価格も驚きの1万円以下で購入することができますし、さすが「お、ねだん以上」だなと感じました。

【第5位】モットン

モットン
モットンは折り目のないマットレスですが三つ折りに折りたたみ、付属のナイロンバンドで固定することで三つ折りにすることが可能な高反発マットレスです。

腰痛対策マットレスとして販売されていることもあり腰痛に悩む方から非常に人気の高いマットレスです。

寝心地は少し硬めで体の凹凸に合わせて少し沈むので寝心地がよく寝返りもコロッとスムーズに行えるマットレスです。

折り目がないので折りたたむのが少し面倒なため第5位にしましたが、マットレスとしてはとても評価できる品質なので折り目のないタイプのマットレスで折りたたみできるものが欲しいという方にはとてもおすすめできます。

ウレタン密度も30Dなので5年前後は安心して使うことができ、万が一寝心地が合わない場合には返金保証も付いているので安心して購入することが可能です。

人気折りたたみマットレスを比較

←左にスライド可能←

順位 第1位 第2位 第3位 第4位 第5位
商品画像
商品名 エムリリー
優反発8cm
マニフレックス
メッシュウィング
エコラテエリート
三つ折り10cm
ニトリ
ソファになるマットレス
モットン
特徴 ・2層構造で程よい柔らかさ
・反発力が高く寝返りスムーズ
・女性一人でも運べる重さ
・硬く反発力が高い
・持ち手が付いていて運びやすい
・男性におすすめ
・表面凹凸加工
・価格が安い
・寝返りスムーズ
・1つで3役
・狭い部屋を有効活用
・価格が安い
・腰痛対策に人気
・硬さを選べる
・価格が少し高い
収納性 とても良い とても良い とても良い 良い 普通
厚み 8cm 11cm 10cm 11cm 10cm
重さ
(寿命)
9.7kg
(8年前後)
5.8kg
(6年前後)
7kg
(7年前後)
6.1kg
(4年前後)
7.5kg
(5年前後)
価格
(税抜)
22,980円~36,980円 31,350円~66,000円 15,555円~23,888円 9,250円 36,851円~46,111円
購入

公式サイト

公式サイト

公式サイト

公式サイト

公式サイト

折りたたみマットレスは腰痛には適さない?

注意
折りたたみマットレスは折り目部分の耐久性が不安視されることから睡眠姿勢が崩れてしまい、腰痛対策には適さないのではないか?と議論されることがありますが、

私が実際に使ってみたところ、折り目部分の耐久性が弱く睡眠姿勢が崩れてしまうことはなかったため腰痛に悩む方にもおすすめできるマットレスだと感じました。

ただし、三つ折りマットレスを腰痛対策として使いたい場合には厚みと素材の選び方には注意してください。

厚みが薄いと底付き感で余計に腰痛が悪化してしまう可能性もありますし、低反発素材の三つ折りマットレスを選んでしまうと体が沈みすぎてしまい睡眠姿勢が崩れてしまう可能性もあります。

腰痛対策に折りたたみマットレスを使う場合は、厚み10cm以上で高反発素材のものを選びましょう。

折りたたみマットレスQ&A

折りたたみマットレスq&a
折りたたみマットレス購入前に私が気になった項目をQ&A形式でまとめたので参考にしてください。

来客用におすすめ?

折りたたみマットレスは来客用におすすめです。

来客用というと敷布団とイメージする方が多いですが、敷布団は押入れにしまっておくとカビやダニなどが発生しやすくあまりおすすめできません。

しかし、ウレタン素材の折りたたみマットレスであればダニの寄り付きにくい素材なため敷布団よりも衛星的です。

また、敷布団よりもヘタリに強いことが多いため長く愛用することができます。

そのまま直置き1枚で寝られる?

厚みがあれば直置きで問題ありませんが、カビや湿気対策が必要です。

折りたたみマットレスでも厚みが10cm以上あれば床や畳に直接敷いて使っても快適に睡眠を得ることが可能ですが、床や畳に直接敷くと湿気がたまりやすくカビが生えやすいので対策が必要です。

すのこを敷いた上にマットレスを敷くか、除湿シートを敷いてからマットレスを敷くことをおすすめします。

キャンプやアウトドアにおすすめはある?

折りたたみマットレスでキャンプやアウトドアにおすすめなのはスノーピークの「キャンピングマット2.5w」です。

中材に軽量ウレタンフォームも入っていて、さらにエアーを簡単に入れて膨らませることができるのでゴツゴツした場所でもスノーピークキャンピングマットを敷いて寝れば快適に睡眠することが可能です。

コンパクトに畳んで収納できる作りになっているのでアウトドアやキャンプ好きには欠かせないアイテムとなりそうです。